今年のランナーは珍獣ハンターのイモトアヤコ
女性で初の126.585フルマラソン三本分を26時間かけて走り抜いた。
残念ながら放送時間には間に合わなかったが、この距離は完走するだけでもたいしたものだ。
翌日の特番でスタッフ達との表にはでないドラマを放送していた。
正直、あそこまでのスタッフを揃え、丸1日かければ、マラソンを少しかじった事がある者なら、その気になれば走れると思う。
重要な事は“その気”になる事。
身体は心が動かす。
長距離走はゴールした時のイメージをしっかり持って、挫けそうになる自分との戦いだ。
後半、出てくる言葉は『クソッ』沿道の応援に手をふる余裕なんて無い。
足は棒のようで、一度座ったら立つのは至難の技、膝と股関節は悲鳴を上げている。なんでも無いゆるい階段がやたらしんどい。
身体はボロボロだけど、ゴールの感動を味わいたいから、自分に負けたくないから、意識は朦朧としてくるけど、なぜか痛い足が前に出る。
そして、ゴールできる確信が持てるとどこに蓄めていたのか予備エンジンに火がつき、顔にも笑顔が戻る。そしてゴールした次の瞬間
最高の達成感と『もう二度とこんなことしねぇ』と言う気持ちが入り交じり、その場に倒れる。
優しい風が心地よい。
11年前37歳の時、ハーフマラソンの経験しかなかった私が、トライアスロンショップのオーナーが亡くなり、その追悼の意味で無謀にも挑戦した100キロマラソンの時の感想だ。
心が身体を動かす。
『ゴールしたい』たったそれだけの“その気”が大した経験のない私に100キロを13時間で走らせた。
翌日の放送で一昨年走った欽ちゃんが『私には(ゴールで)同じものが見える』と語っていた。
だから毎年観てしまうのか。
また走ればいいじゃんって
もう走りません。
私は今はリバ剣士です。剣士は無謀なことはしないのです(;^_^A
あとはnaochanに任せます。よろしく!☆ヽ(▽⌒*)