リバ剣の裏部屋2022

46歳で28年ぶりにリバ剣(当時二段)、現在錬士六段。目標は死ぬまでに八段受審^_^

リバ剣の出鼻技

リバ剣の"起こりに打つ"を考える。

おこり の お を打たなければいけないと

良く言われるが、相手が来てからでは遅い。

書物では相手が打とうとしているその仕草を観て、

気配を感じて打てと教えるが

リバ剣オヤジにはそれでは打てない。出鼻にならない。

(キャリア剣士はそれで十分出鼻技になるが・・・)

いかにこちらの初動、気配から相手に打ち気を起させ

こちらはただ一連の打ちを打ち切るだけ

結果、見事な出鼻技だが実は仕掛技。

そんなのがリバ剣の出鼻技、起こりを打つ技ではないか。

起こりを打つ事を難しく考えたら

それこそTATEさんのお嬢さんの如く、武士道の世界に入る。

剣道の真髄に入り迷路に嵌る。

修行過程をしっかり踏んだキャリア剣士はそれを目指すべき。

しかし、我々リバ剣士はそこを考える時間はない。

20代、30代に学ばなければいけない課程を飛ばしてしまった。

その時間はどう喘いでも取り返せない。

だから、結果見事な出鼻技となるべく

その過程を理論的に簡潔に考える。

それを子供との稽古を通して実技を習得し

リバ剣同士との稽古で試し、上手との稽古で駄目だしされながら

身に着けて行くしかない。

肝心な、結果見事な出鼻になるHOT TO HIT は

まだ公表できる段階にない。

今、その面の打ち方を研究中

剣道祭はその面があまりにも上手く行き過ぎて自滅した。

昨日の道場稽古では

まだまだ、克服課題が沢山見つかった。

修行あるのみ!!