5月最後の水曜日、道場では月例試合稽古がいつものように行なわれた。
優勝は4年生のREN。R司もS妃も掛稽古必須。
いよいよS本家の最終兵器炸裂時代の幕開けか・・・
今日はSSK師匠とLINEで事前に稽古申し合わせをしていた。
元立ちも多いから遠慮なく下からスタート。
と言うより、余程、元立ちがいなければ別だが、元立ちはもう五段以上でいいのでは。
私を含め四段のオヤジ・オバサンが増え、子どもが減ってバランスが悪い。
師匠は試合が近いということで、ようは動く打ち込み台となったのだが
簡単に打たれていては師匠の練習にならないと思い、奮闘したが
足を使われると、50過ぎのオヤジには対応できない。
間を容易に潰され先を取られて料理される。
致し方ないが・・・ もう少しなんとかしたかった・・・
収穫はこのような稽古も体験できたということ。
子ども相手の道場稽古や連盟稽古では体験できない。
途中師匠が初心者の相手をしたのを挟み、たっぷりお互いの稽古ができた。
その後は二週連続の館長稽古へ
テーマは真っ直ぐの面一点
また詰めて相手のいなす竹刀を外して打つ面を封印
(と言いながら1本打ってしまったが)
ツッ と詰めたら小さく鋭く真っ直ぐに メン!!
館長相手にそう簡単にあたる訳ないのは分っているが
ついつい奇策を労そうとしてしまう。
そこをグッと我慢して
先を掛けて、詰めて、メン!
に拘り過ぎたか
頂いたアドバイスは打ちが自分勝手というもの。
先を取って自分から間を詰めるところまでは良い。
しかし、相手が崩れていないのに打っている。
そこをもっと研究するように!!
と これまた高度なアドバイス。
アドバイスを聞きながら
”じゃ 崩れて下さいよ。あそこまで間を詰めて崩れてくれなかったら
どうしようもなくて、ただ打つしかないじゃないですか・・・”
とブツブツ心の底で思ってしまったが
上の剣道とは先を掛け(攻め)、機を作り(溜めて)、その機(崩れたところ)に打たなければいけない。
その手順をはずした打ちはすなわち自分勝手な打ちと評される。
これは一朝一夕に修得は無理、剣道修行における生涯の目標だな。
このようなアドバイスを頂けたということは、少しは上の剣道に近づいたと
元来、ポジティブシンキングを励行している私はそれこそ勝ってに解釈。
その解釈が自己効力感となって、剣道修行を前向きに導く。
過信とのバランスが難しいが・・・(過信すると剣道祭の時のように自滅する)
次回は日曜日の連盟稽古。
車が停められるかな。