リバ剣の裏部屋2022

46歳で28年ぶりにリバ剣(当時二段)、現在錬士六段。目標は死ぬまでに八段受審^_^

射程距離

3月もあと少し

来月には皆、一つづつ学年が上がる。

時がたつのは早い。

今日は大勢の子供達が道場に集まった。

稽古でも大きな声が出ていた。皆、気合いが入ってる。

また、始めの挨拶の際、3月11日に黙祷したかと問われたら

一斉に子供達の手が上がる。

館長もニッコリ

他人を思いやる気持ち。

両親への感謝を説かれる。

さて、稽古の反省

題名の射程距離とは

剣道では

相手より遠く、自分からは近い間合いを取れ

という教えがある。

物理的にはあり得ないが、これが実際にある。

昨日の師匠稽古の時

よく館長稽古でもあるが、

日頃、空間打突や基本打ちでは十分届くはずの距離なのに、それが届かない。面の手前の空を切る。

切るならまだいいが、落ちるが正解かあと半歩の距離手前で失速する。

前に半歩の攻めについて考えたが

どうやらそれだけじゃない。

ロッキーの散歩を終え

庭で竹刀を構える。

昨日の稽古を思い出す。

届かない理由が見えてくる。

目には見えない、自分と相手との間にある気の空間、大きな風船みたいな壁みたいな。

それが自分側に完全に押し込まれている。風船が潰されている。

ドラゴンボールでみるあれと同じ。

その状態から打ち出すから

当然、届かないし、打ちきれない。

どうしても、上手と稽古すると間をグイグイ詰められ、潰される。

この入り際に迎撃できるだけの技量(いつでも打てる状態のキープと冴えのある小さな振りの鋭い打ち)と

気位(ダメ元でも乗り返す気持ち)

を練らないと勝負にならない。いいように遣われるだけ

たとえ当たったってただの偶然。

ここは下との稽古で意識して繰返し

無意識有能状態にもっていくしかない。

近道はない(-_-;)

写真は昨日のホワイトデーのお返し

あと少しでママになる上の娘が作ってくれました(^^)