今年入社してくるグループ全社の新入社員研修の講師をすることになり、昨日打ち合わせをした。
担当カリキュラムは「ビジネスの基本」
その第一章の落としどころが掲題の言葉「自分の当たり前≠相手の当たり前」だ。
自分と他人とは違うと言う事を認識することだ。
自分では悪気がないのに、知らないところで他人を傷つけたり、怒こらせてしまう事ってありませんか。
社会人にとってまず学ばなければいけないのが人間関係の大切さだ。感情の仕組みを理解する必要がある。
そのためには掲題の事をしっかり腹に落としておく事が重要だ。
その事を理解しやすくしてくれる2つの考え方ある。
一つは
以前表の部屋で話した事があるので覚えている人もいると思うが
A(出来事)
B(思い込み、信念)
C(結果がもたらす感情・行動)
Bの思い込みが人によって違うので、全く同じ出来事なのに、その結果に表れた感情Cが全く正反対の時がある。
よく言われるコップの中の半分の水や裸足の部落担当になった靴のセールスマンの話しをマネージャーなら一回は聞い事があるはずだ。
このことを「7つの習慣」でスチーウ゛ン・R・コウ゛ィーは『刺激と反応の間にはスペースがある』と説明している。
どちらも感情はコントロール可能だと言うことを説いている。
つまり出来事(刺激)に対して感じたまま反射的に反応するのでは無く。
自分の信念・思い込みをちょっと横に置いて、ぐぅっと込み上げてくるものを抑えて
『この出来事は俺に何をさせようとしてるんだ』
と考える事で、相手との関係を壊す事の無い最適解を得ることができる。
人間関係良好維持の極意だ。
その習得は剣道に於ける溜め(一瞬の我慢比べ)を身に付ける事の如く容易なものじゃない。
ただし、訳も分からずガムシャラに行動するのと、目指す方向がわかっていてそこに向けて努力するのとでどちらが有効かは、言うまでも無いだろう。
行動する前に
んっ
だけど、ビールはイッキに