リバ剣の裏部屋2022

46歳で28年ぶりにリバ剣(当時二段)、現在錬士六段。目標は死ぬまでに八段受審^_^

道場連盟稽古会

冬晴れの日曜日

毎年恒例の道場連盟合同稽古会に海老名高校へ

福さんが車を出してくれ、R登が帰りの防具を家まで届けてくれた。

お世話になりましたM(__)M

子ども達は小野刃一刀流の試合と重なり不参加

この日は伊藤先生、館長、福さん、R登と私の5人だけ。

年々寂しくなっていく。

行きの社中、帰りの電車の中で

前日行われていた八段受審者講習会での講評を伊藤先生と館長が話されていた。

国内で最も難しい資格、 受かるには通常の努力では無理。

いずれにしても今は私には縁のないことだ。

海老名には予定より早めに到着

途中のコンビにで軽い食事を済ませ、海老名高校へ

昨年よりは若干少なめながら小学生、中学生が集まった。

滝澤先生の指導で子供の部の稽古開始。

内容は3部構成

・中学生元立ちで基本打ち

・互角稽古(他道場で同じ位の年代の相手を自分で探す。ぐずぐずしていると稽古できない。フルーツバスケットみたいな感じだ。

・引率の先生(我々)元立ちの指導稽古

感心したのは中学生元立ちで打ち込み稽古をしていた時

終わりの合図を滝澤先生がマイクで話したら

ピタッと終わって演台の方を向き全員正座。

その機敏な動きときたら正直驚いた。 

うちの道場の子ども達はこのようにできるだろうか・・・

3時半より大人の部

伊藤先生の指導で始まる。

2列に並んで回り稽古

・立礼から蹲踞、立ち上がるところまでの礼法(竹刀を刀だと思って構えろ)

・切返し(気合の姿勢、一足一刀の間に入った時の姿勢、打ち込む姿勢に注意)

・一息の切返し

・大きな面打ち(一足一刀の間に入りながら振り上げてはいけない)

・小さな面打ち(打ちは一拍子)

・連続5本の面打ち(元立ちが一足一刀の間を作る)

・回り稽古2分5人

その後道場責任者の先生方との指導稽古

この日私は前回お願いできなかった高野先生にお願いしようと思ったら

スタート時どこかへ行かれていて面を着けられていない。

すかさず亀井先生の3人目に並ぶ。

2人目くらいのところで高野先生が面を着けられた。

なんと先鋒は福さん やられた

亀井先生との稽古が終わり高野先生に並ぶが

既に長蛇の列

これまた私の目の前で終了

今年は1人の先生にしか稽古をお願いできなかった。

とは言っても

しっかり見取り稽古

八段を目指す若手先生(40-50代)に共通して言えるのは

仕掛け面の突破力

あの迫力が必要条件なのだろう(もちろん十分条件ではない)

K和高校で稽古はつけていただく飛知和先生も打たれる

ドカーン と行くあの面だ。

剣士会代表で千葉YU君も参加してたので

いろいろ聴いた。

色無く、あのような面を打つにはどうしたらできる?

この質問の直接の答えではないが

以前、父上の千葉(康)先生から

打突のスローモーションを横から見たとき、軸が前や後ろにぶれることなく

同じ姿勢で体重移動ができているのが理想だ。

との指導を受けたと話してくれた。

難しい事だが

年末稽古で私の前で見せてくれたあの打ちのことだろう。

軸がぶれない自然な重心移動ができて初めて

あのようなドカーンとした打ちに繋がる と解釈。

いきなり全部はリバ剣オヤジには無理なので

出来るところから少しづつ作っていこう。

自分で出来るかもしれないと努力するのと

できもしないと思ってただ稽古しているのではその成果には雲泥の差が着く。

(マネージメント理論でアメリカの学者がある実験で証明している)

伊藤先生の無情な終了宣言の後、二人組になれとのこと。

私は傍にいたYUSUKE君を捕まえて「やろう」

これが私に地獄を味合わせた。

全員体育館の端に並ばされ壁際の者から「止め」の合図が掛かるまで

切返しの追い込み

私は最初元立ちだがも相手は若手のYUSUKE君

受ける方も大変。

今度は自分の番だが、既に虫の息

途中よく足がもつれ倒れなかったと自分を褒めたい。

稽古会が終了した後は

毎年恒例のおそーい年始会

会場へ向かおうとしたら

防具を背負い、肩を丸めて

どこかで見たことがある人が二人歩いてる。

なんだ、剣桜会の佐藤先生に舘岡先生じゃないですか

優しい我々は二人を乗せていざ会場へ

今年の収穫は

亀井先生が八段講習会の評価で

面紐の長さが長いと指摘を受けたと話されていたこと。

市販のものをそのまま使用したら基準の40cmより長くなるらしい。

私は単純にメーカーの怠慢だと憤りを感じたが

どうやらそれは方々にとっては常識的なことで

新品はそれなりに下拵えが必要らしい。

紐を切ったら当然解して結び直すが、その結び方も常識があることを知った。

知らない私に対してK桜会のS先生は送ってあげた恩も忘れ(私がじゃないが(^^;)

私を嘲笑していたことを私は見逃さない。(−−#)

気持ち良く酔って今年も終了

伊藤先生、宴会参加の中原先生と館長、福さん そして私は

横須賀までの家路を急いだ。途中剣道談義に花が咲いたのは言うまでもない。

私は横浜駅で三崎駅行き特急が到着した際、先々の先で

伊藤先生と中原先生の席をGET 役目を果たした。

これでだぶん次回の昇段は間違えないだろう(^^)V