リバ剣の裏部屋2022

46歳で28年ぶりにリバ剣(当時二段)、現在錬士六段。目標は死ぬまでに八段受審^_^

道場連盟稽古会 本編

まだまだ寒い2月の最終日曜日

福さんの車に伊藤先生、館長、堀越先生と私で

いつもの会場海老名高校へ向かう。

稽古熱心なK輝とSYUNもそれぞれお母さんと一緒に

我々の後につく。

1時30分より子供達の指導稽古

ラスト30分程掛稽古の基立ち。

3時30分よりいよいよ大人の部が始まる。

滝澤先生の指導で

スタートは切返し、大きな面打ち、小さな面打ち

出鼻面、小手面、抜き胴打ちの基本打ちの後

自由稽古(まだ上座の先生は面を着けていない)

日ごろ、剣を交えたことのない方々との

地稽古はとても刺激になる。ある意味試合モード。

初太刀の探り合いだ。

今研究中の面が途中何本か決まったので収穫多し。

4人程と稽古した後、また並ばれてしまったが、低調にご辞退して

上座の先生を物色。

まずは有馬先生に並んだが、私の二人前で一旦終了伊藤先生へ

すかさず高野先生へ並んだら、前に福さんがいる。4人目くらいか

するとはるか左斜め奥に滝澤先生が稽古されている。

並んている人はわずか2人。チャンス! 高野先生には後ほど掛かることにして

滝澤先生の3人目に並ぶ。

するとあとから福さんが私の後ろへ。高野先生も直前に伊藤先生へいかれたとの事。

正解!!(^^)V

滝澤先生には毎回稽古をつけてもらっている。

挨拶でも「久々だね、またやろう」と声をかけていただく。

次に岩尾先生に並んだが私の前の剣桜会の安徳先生で終了。

結局上座の方との稽古は滝澤先生お一人だった。

まあ、毎回そんなもんかな。

この日は一足一刀で足から攻込む事を意識した。

やわーく竹刀を持ち、左脇に余裕を持たせ胸を張り肩の力を抜く。

攻込まれた時ほど力は入れるなとカナダの熊さんのHPに書いてあったので意識してみた。

下半身は左大腿の付け根を常に詰めていつでも前に出れるように。

まだいつもという感じにまでなっていないが、なんとなく感じは掴めてきた。

稽古会の終了で会長の伊藤先生より

・気迫、機会、間合に注意しろ!

・無駄打ちをしない。三本の打ちをこの一本に集約しろ!

との教えを頂く。

この後は

毎年恒例のちょっと遅めの道場連盟年始会

私も身分不相応だけど5年連続参加させていただいている。

桜会の佐藤先生、舘岡先生、安徳先生としばし楽しい会話をさせて頂いた。

舘岡先生のお嬢さんの素晴らしい功績は番外編の通り。

舘岡先生は照れてなのか、涙は出なかったと言ってたが恐らく嘘

私だったら号泣しているかもしれない。

その発表の瞬間を佐藤先生に熱く教えて頂いた。

素晴らしい限り、日ごろ親睦のある我々も他人事に思えず

とても嬉しい気持ちになった(^^)

会が終了し

いつもなら、伊藤先生、館長と電車で横須賀へ向かうのだが

この日は福さんが車を

堀越先生がお知り合いに代行運転のお願いを

ということでなんと車で自宅まで送って頂いた。

ありがとうございました。M(__)M

当然、帰りの車中は

動く剣道教

伊藤先生の講和をたっぷり伺えた。

八段審査の第一のポイントは

礼、三歩進んで蹲踞

立ち上って発声までは仕太刀の心構えで臨め!

決して自分からさっさと動かない。

ここで我々リバ剣が注意しなければいけないのは

仕太刀の心境でと言われると師の位の打太刀に従属しなければいけない

と考えてしまうこと。

従属すると位が下がる。決して気位は下げずに

お相手の動きを見ながら後から覆い被せるが如く振舞うこと。

車中ではそんな細かいところまでは話て頂けなかったが

私はそう解釈した。

あと、基立ちの心構えとして

あの先生ともう一度稽古したいと思われるような稽古をしなければ

いけない。竹刀を叩き落とすような品の無い剣道をしてはいけない。

ともおっしゃっていた。

国家の品格という本があったが、剣道にも品格がなければ頂点には立てない。

八段審査は我々には雲の上のことで関係ないと言えば関係ないが

どの段にも共通に言えること。しっかり肝に命じよう。

毎年、この帰宅するまでの剣道講和がこの稽古会の楽しみの一つ

ちょっと贅沢な体験かもしれない。

さて、次の日曜日は

剣道祭

お相手も県連のホームページに載っている。

勝敗は別にして横須賀の名を汚すことのない立会いをしようと思う。