西洋人と東洋人では変化の捉え方が違うらしい。
西洋人は過去の事象により現在が決まり、時の流れは直線的で変化が起こるのはある事象とある事象の間と考える。
一方東洋人は現在の状況を決めるのは現在起きている事象で時の流れは周期的で変化は連続的に起きていると考えるらしい。
ある中国の民話
一人の貧しい農夫が飼っていた馬が逃げてしまった。隣人達は慰めの言葉をかけたが農夫は
「そんなに気の毒に思わないでくれ、これが新たな幸運につながるかもしれないから」
数週間後、逃げた馬は素晴らしい血統のもう一頭の馬を連れて帰ってきた。
隣人は彼を祝福した。
しかし、農夫は言った「これが次の不幸につながらないとは限りません」
数年後、彼の息子が乗馬中に落馬し足の骨を折った。隣人は慰めの言葉を彼にかけると
農夫は「気の毒に思わないで下さい。このことが次の幸運を読んでくれるかもしれない」と言った。
数ヶ月後、農夫の町は戦争に巻き込まれ、戦闘要員として町の若者は皆徴兵された、戦いは熾烈なもので徴兵された若者は10人中は9人は戦死したが、彼の息子は骨折していたため徴兵されることはなかった。
ある剣道家のブログのオープンに
成功は苦況の時に始まり、失敗は得意の時に原因がある。と書かれていた。
門前の瓦の教えもある。
日常の出来事に一喜一憂することなく、長期的視野に立って物事を判断する事が重要なのだろう。
民主党のトップが誰になろうが、今、日本にとって一番大切な事は長期的視野で日本の将来を考え、国民目線でしっかり行動できる(変化をもたらす事ができる)リーダーが現れる事かもしれない。
我々国民も60数年前の過ちを繰り返す事がないように、しっかり政治に関心を持つ必要がある。ヒトラーは二度と作ってはいけない。
固い話しになってしまった。用事で東京からの帰り、グリーン車でビールを飲み過ぎたか。(>_<)
今日は稽古にいけない。
いやいや
今日稽古できないことは次の稽古で良い面を打てる事につながるかもしれない。
スゲーこじつけ
(^^ゞ
参考文献
カイハン・クリッペンドルフ著、辻谷一美訳
「兵法三十六計の戦略思考」