マホロバでの所長研修の二回目
2日間缶詰にされ
自分のチームの構築、部下育成(やる気を引き出す)について話し合い考え学ぶ。皆、脳に汗掻き奮闘している。昨晩は課題もあり、飲みもあり、サッカーもあり大変だ。
学びの一つに
MITのダニエル・キム教授が提唱した成功の循環というものがある。
部下、メンバーのパフォーマンスをあげるためには
1.関係の質↓
2.思考の質↓
3.行動の質↓
4.結果の質↓
(1.に戻る)
部下に対して、日頃から耳を傾け、認め(評価することじゃない)、問題の本質に自ら気づくような相手視点の質問を通して部下との関係を構築する。(部下にこの人は話しを聴いてくれる。自分の存在を認めてくれる。と感じてもらう。)
すると自ら考え始める(思考の質が向上する)
すると行動の質が変わり
、良い結果をもたらす(結果の質が向上する)、その成果を賞賛することによって、部下との間にさらに固い絆が生まれる。(関係の質が上がる)。
というもの。
スタートは関係の質を上げるところからだ。
つまり
部下から「この人についていきたい」と思われるかどうか
そこがポイント。
そのための方法を講師からレクチャーを受け、議論を通して自ら気づいて行く。
ここで重要なことは
いかに“自分を知る”かにある。
価値観と言う色眼鏡をかけていることを認識し、
自分がかけている色眼鏡と他人の色眼鏡は違う。
自分が見ている現実はありのままの現実ではなく、自分の価値観というメガネを通して見ている、自分流に解釈した現実だということ。
ここに気付かないと
人を力でコントロールすることになる。
それじゃ心から部下はついてこない。
成功の循環は生まれない。
マネージャーにとって耳の痛い、脳に汗掻く内容だ。
さてさて
この気づきをどこまで維持できるか。