民主党が野党一党で過半数を越える議席を確保すると言う、前後初の大勝利で終わった総選挙。
民主党が勝つと予想した方は沢山いたと思うが、正直ここまで勝つとは思わなかったはず。
おそらくほとんどの人は
「民主党ならマニフェストを必ず実行して、生活を改善してくれる」
などと信じていないと思う。
国民一人ひとりの怒りや期待が大きな気となってまきあがり、現状と変わるんだったらどこでもいいや
と思っている層を巻き込み大きな波となった。
それが不景気で集団IQが低くなっている最近の日本人を一気に飲み込み、「民主党に投票しよう」と言うトレンドを作り上げ、みんながそうするからと、大した考えもなく投票場へ向かった層が増えた結果だ。
何を隠そう
この私もその一人。
民主党がマニフェストを実行するなんざ、これっぽちも思ってない。
大方の人と同じく、一度振って壊して、そして再生する事に期待しただけ。
来月組閣し鳩山さんが、小さな各論にとらわれず、
この国をどのような国にしたいのか
そのための具体的施策は何か
それを実行するには何を我慢しなきゃいけないのか
しっかり国民視点で語れたら、少しだけ信じてみてもいい。
この歴史的結果をインフルエンザの恐怖と同じ、一時的なブームで終えない事を切に願う。
そして本当に志と能力がある自民党員の敗者復活にも期待したい。
この国をどうしたいのか
それを語り実行出来る真の志士が現れる。その産みの苦しみ、一つの節目だと思いたい。
さぁどうする鳩山さん!