この日の道場
打ち込み台の新品に子供達が戸惑いながら
一生懸命打ち込んでいた。打ち込み台をお相手と捉えれば振り向く向きを間違えないのだが、、、
一部の終わりは久々にMINEHAHAとガチンコ稽古。今課題にしている構えを意識した。
二部は少ないので館長へこれまた久方ぶりにお願いしようと思ったら
康先生が若手二人を連れて出稽古にいらした。
先日の連盟稽古では私が終わるのを待って頂いたのに稽古出来ず終いだったので
今日は子供数人と稽古した後すぐに並ぶ。
たっぷりと稽古をつけて頂いた。
構えは力が入っていないが、打ちに出る時に力が入っているとアドバイスを頂いた。
交刃の間合いへ攻め込むと感じる康先生の重厚な圧に無意識に体が硬直していたのだろう。
ただ、一点混乱するアドバイスも頂いた。
それは重心の位置。
康先生は八段講習会で重心を7:3で左に掛けろと指導を受けてそれを実践しているとのこと。
講習会では範士の先生方が前重心になっている構えを完全否定されたらしい。
それでか確かに以前より構えが横から見ていても、対峙しても大きく見えた。
しかし、これには正直戸惑ってしまった。
今、テーマはトの字の構え
前重心
真逆の構えだ。
八段受審者の康先生と私では
剣道の練度が違う。
さらっと聞き流してしまえばそれで終わり。
なんて軽薄な対応はしない。
これまでいろいろとご指導いただき、私の目指す剣道モデルと勝手に思っている先生からのアドバイスだ。
その真逆アドバイスの解決の糸口があった。
それは
膕の張り
膕がしっかり張っていると胸が広がり構えが大きくなる。
前重心にあると打つ時、一旦左足に重心を移す事になるが、膕が張っていればその場から打てる。
ここは重心の位置に視点を置くのではなく、
膕の張り、もっと簡単に言えばいつでも打てる足構えに意識を置くのが全ての解だ。
それが見た目、前だったり後ろだったりするのかもしれない。
だから、俺がいつも言ってんだろ!
とブルーマウンテン総裁にまた叱られる。(¬_¬)
次回は日曜日
紅白戦だ(^_^)v