今日は道場の武道初めを失礼して母校K和高校の寒稽古の最終日に参加した。
OBメーリングリストではいつもより一時間早く、できれば掛かり稽古の元立ちをしてほしい と書かれていたので、格技場に8時30分に到着
ちょうど切り返しが始まったところだった。
ひたすら切り返しが続きその後、一足一刀の間から振りかぶって摺り足での正面打ちがこれまた永遠と続いた。
そして時計の針が9時になろうとするころから、OBと3年生が元に立ち掛かり稽古開始。
道場のように、こちらから打ち込んだり、いなしたり、体当たりの連続
最初こそ調子よくやっていたが、さすがに高校生相手
道場の子供相手とはやはり違う。打ちも体当たりも凄まじい。相面で左手の拳がなんども面がねにあたり左手の人差し指が悲鳴をあげる。
小手面を打たせると、ビシッ ビシッと右手拳にめり込む。
30分経っても一向に終わる気配無し。面を打たせれば頭にずーん
体当たりで腰にどーん
小手はもう限界
打ち込むほうも大変だが、元も大変だ。
結局1時間掛かり稽古を続けた。
その結果が写真の拳
今、ブログを書きながら湿布をしている。
しかし、現役は大したものだった。一人の元立ちに三人しかいないのに、気を張り続けて打ち込んで来た。
だれた打ちなど一人としてしない。
心がくじけていない。
一時間の掛かり稽古の後、若手OBとの試合稽古を三回
インターハイに出た上段M村もOBチームに入り一人気を吐いていた。
その後、OBとの地稽古を45分
今日も活きの良い現役高校生と沢山稽古ができた。ラストは女子主将の酒Iと気合いの入った稽古をして終了。
こちらも冷たい道場の床を忘れてしまう程稽古ができた。
稽古後は毎年恒例、部員のお母さん方が作って下さった美味しい豚汁、うどん、お汁粉、唐揚げ、ケーキやデザートをお腹いっぱい食べた。飛知和先生は部員達に「口を休めるな！」と食べる時も掛かり稽古(笑)
ごちそうさまでした。
途中、寒稽古に臨む前、5日間やりきった今の気持ちを部員一人ひとりが語る。
感心したのはどの子も「求めて稽古した」ということ。やらされ感が全くない。皆それぞれ、自分の課題を認識し主体的に厳しい寒稽古に臨んでいた。
部員の子供達が語っている間、その子のエプロン姿のお母さんも起立する。自分の息子や娘の勇ましい姿にどなたも嬉しそうだった。
最後に飛知和先生が「ご両親への感謝を忘れないこと」「自分で出来る事は自分でする事」「何事も自分から求めてする事」を部員達に説く。
部員一同真剣な目
先生「わかったか！」
部員「はいっ！！」
締めの挨拶かと思いきや
先生「お母さん達が一生懸命作って下さった料理がまだまだ残ってる。引き続き口を動かせ！(笑)」
遠方OBの私はお先に失礼した
。
＃この手の腫れ明日引くかな(￣〜￣)ξ
