リバ剣の裏部屋2022

46歳で28年ぶりにリバ剣(当時二段)、現在錬士六段。目標は死ぬまでに八段受審^_^

新入社員のキャリア教育

 新入社員研修の一環で彼らにとって必要なキャリア研修をする。

 内容をここでくどくど書くと ファンの女性達からクレームが

 つきそうなのでさらりと書くと

 

 キャリアとはその人間の生き様のこと。人生そのもののこと。

 他人と比べてどうのこうの言うものじゃない。

 キャリアを「」と言った学者もいた。(M美さん読める〜(^^))

 だからキャリアの成功とは

 スポーツ選手や映画俳優、大手企業のCE0や政治家・官僚になることじゃない。

 (それがその人にとって成功を意味することはあるけどね)

 あとで振返った時、自分が費やしてきた時間をキラキラと光るものとして受け入れられるか?

 仕事をしていた時間を幸福な時間として実感することができたかどうか?

 そういうこと。

 どんな職業に就いたかは問題じゃない。

 そんな話をしながら

 そのように思えるようになるには

 やはり若い内にある意味強制的な環境で身につけるべき「基礎力」が必要と説く。

 

 リクルートワークス研究所長の大久保幸夫氏の著作「仕事のための12の基礎力」より

 6つの基礎力を紹介する。(ここでは省略)

 その中の一つに「愛嬌力」というものがある。

 愛嬌とは愛敬が転化した仏教用語(仏様、菩薩様の表情からきたらしい)

 笑顔が魅力的で丁寧に人の話を聞き、自分の意見もしっかり話す力のこと。

 新人にとってまず心がけなければならないのは

 

「好かれること」

 お客様に、上司に、同僚に、出入りの業者の方々に

 「自分」を好いてもらって初めて商品が売れる、仕事ができる。

そのためにはこの愛嬌力はまず身につけなくてはいけない基礎力だ。

あの松下政経塾の採用基準にも「愛嬌がある者」というのがあると以前誰かに聞いたことがある。

 

この愛嬌力を身につける方法をわかり易く説明する。

顔の表情だけじゃない。愛嬌は心から滲み出てこなければいけない。

一番手軽な方法は

「朝、最初に会った人に「おはよう」と愛嬌たっぷりに挨拶してみて下さい。」

自宅通勤なら親・兄弟かもしれない。

アパート暮らしなら、近所の八百屋のおばちゃんかもしれない。

ポイントは「自分」から

そして見返りを求めないこと。

朝、職場について元気良く新入社員が挨拶しても

先輩社員から挨拶が帰ってこないことだってあるかもしれない。

それでもいい、ひたすらひたすら自分から笑顔で周りの人に挨拶する。

先輩社員はもしかしたら、仕事のクレームに追われているのかもしれない。

朝、奥さんと出掛けに喧嘩したのかもしれない。

挨拶がかえってこなくても

ひたすら毎日毎日毎日 自分から「おはようございます」と繰り返す。

するとある日必ず返ってくる時が来る。

「こんどの新人 なかなか根性あるじゃん 愛嬌あるじゃん」

と言われる時が来る。

この力を身につけると先輩から仕事がどんどん任される。

そのうち自分の動機に合う仕事を任されるかもしれない。

仕事の幅が広がっていく・・・・・・・・

そのほか、身に着けなければならない基礎力はまだまだたくさんある。

一つひとつ説明しながら

自分なりの””の残し方のヒントを教える。

こんな仕事をしている時間を私は「幸福な時間」として実感できる。

成功したのかな

pict:wink