だんだん暑くなってきた。
これからの稽古が貯金となっていく。
稽古は嘘をつかない。
正念場だ。
ということで
最近太りぎみの体にムチ打ち連盟稽古へ
道場からは私とSYUNのみ
今日は森川先生、岩田先生、池田先生、加茂田先生、上田先生、上野先生に稽古をつけて頂いた。
岩田先生とは三週連続
これまで打ちが曲がっている。まっすぐ来ていない。打ち気が出過ぎと指摘されつづけ
今日こそはと元気なうちに中心に拘って攻め掛った。
その甲斐あってかやっと「今日はまっすぐだった」とお褒めの言葉。(^^)V
今日の気づきと反省
老齢の先生方と稽古していて
なんであんなとこ打たれるんだろ。と思うことはないだろうか
攻めていて(自分ではそう思っている) 動いたところを打ち抜いてやろうと狙っていると
すートン と真面を打たれる。 返すなり、刷り上げるなり、出小手を押さえるなりできようもの。なぜか半拍子遅れて面を打ちに行っている。そこをポン。
ここが剣道の神髄。完全にこちらの心(無意識)を遣われて
筋書き通りに動かされてしまう。 反射神経や運動能力なんか関係ない。
あのポンという絶妙のタイミングで打たれるときの
悔しさというか なななななんでやーー というか
なんでそこでいっちゃうかなと自分が嫌になる感じ。
ここを克服することがまた一つ違う世界の剣道を見れる近道のはず。
そのためにはどうすれば良いかリバ剣オヤジは考える。
体力勝負ではないのだからここは技法より心法の問題。
私が導いた答えは「肚」だ。
遠間から触刃の間に入り一足一刀となる過程で竹刀を表裏に付けられ
中心を取り合うところで老練な高段者は妖気を出してくる(これに気づかず遣われる)
その妖気に罹ることがないように、しっかり肚を作っておく。それが克服法。
少しづつ息を吐き続け臍下へ落とし気の風船を膨らませつづける。
構えた両手からその溜まった気の波動を相手の中心へ当てる。
具体的な技法も少し
肩には決して力を入れない。胸を張り、顎を引き首筋を立てる。
左手の脇を締め付けすぎない。
剣先は相手の左目(下げすぎない)。攻め入る時に相手の竹刀へ刷り込む。
常に相手の上太刀を取るように表から裏から相手の竹刀の上、上、上
(ここが私には意外と難しい、気が付くと剣先は下を攻めている。攻め方の癖になっているので治す必要がある) 剣道祭の八段の先生の立会でも剣先は比較的高い方の方が多かった。
これでどうだ
妖気に負けない肚ができること間違えない・・・・・ はず
次回の稽古で研究していこう。