心と裏腹に
体が動いてしまう。
心がければかけるほど
悪い方へ導かれてしまう。
昨晩の館長稽古は
まさしくそんな内容だった。
相変わらず子どもが多い二部稽古
来てくれた子ども達と一通り稽古した後館長稽古へ。
ラスト10分
時間的には調度良い。
気持ちを切らさず
攻め続けることを意識した
つもりだった。
ところが、攻めと攻めの合間
僅かな瞬間に
小手
面
と打たれる。
全く反応できない。
意識は攻めの気持ちを切らしていないはずが
攻めと攻めの合間の
完全に居着いたところを
ポン
と打たれた。
館長からは
攻めて打ち間に入ってから
待っている。
あそこまで攻めこんだら打ち切れ
とアドバイスをいただいた。
待っているつもりは
なかったが、打てなかった。
無意識が完全に遣われていた。
いわゆる四戒が打ち間で生じていた。ボクシングで言うジャブが効いていて、無意識が打たれることを嫌った。
だから、打ち間で打てない。
先を取られた状態になっていた。
いかに触刃の間からの攻め気が大切かここの作りが高段者は違う。
碁や将棋で言う定石をしっかりふんで獲物を追い詰める。
ここをもっと
研究しなければ相手にならない。
たぶん、ここを知れば知るほど打たれるのだと思うがきっと内容が違うのだろう。目先の打った、打たれたに一喜一憂したいては分からない部分。
さてさて、そこへ行き着く我慢が出来るだろか
大きな岩壁がぼんやり見えてきた。
日曜日は新年度最初のOB合同稽古へいきます。
どんな新入生が入ったか楽しみだ(*^^*)