今日は本年度最初の会社説明会を開催した。東日本地区の学生約160名がインフルエンザに負けず、後期試験の最中調整してくれ参加してくれた。
どの学生も一生懸命笑顔を作り、真剣そのもの。
それもそのはず、大卒の内定率が文部科学省から68.8%と統計をとりはじめた1996年以来最低の記録を更新と発表されたのは記憶に新しい。
経団連が説明会を2ヶ月遅らせるだの、同友会がもっと遅くしろだの、そんなことは来年の話し。集まった彼等には関係ない。
昨年は3月の段階の内定率が96%
世界では中国で70%,御隣韓国で50%、英国に至っては30%しか大卒の内定者がいないと話しても就活を現実に向かえている彼等の耳には届かない。
しかし、こればっかしは悩んだって仕方がない。
我々は生まれてくる時代を選ぶことは出来ない。
今の彼等には仕方がないことに悩んでいる時間はない。
できる事、すべき事に集中するしかない。
悩んでいる暇があったら、一社でも多く会社説明会に参加したほうがいい。
就活は自分探し、自分試しの場
答えがなかなか見つからない問いを考えて考えて考える場。
そして、ある日
自分にとって好都合な偶然が目の前に表れる。しっかり悩みもがいた者にははっきり見える。
それがチャンスとはっきりわかる。
ラットレースに別れを告げることができる。
でも、今の彼等にはわかるすべもない。
ここを導くのが大人の仕事なのだろう。
今月、あと400名の学生と合う。
できる限りの話しをしたい。
真剣な彼等に真剣に向き合う。
今日のビールはやけにしみる。