童門冬二氏の極意本
その中で幕末の私塾『適塾』を経営していた緒方洪庵の教育方針を紹介している。
『お粥でなく、にぎりめしの米粒になれ』
適合すれども同化せず
と言う事だ。
汁に溶け込む事無く「自分にとって何が大切か」と言うアイデンティティーをきちんと掴み、且つ、社会の一員であると言う自覚は失わない。帰属意識が強い。緒方洪庵はそんな人物が好きだったようだ。
また、洪庵は学生達に『自分を高く評価しながら謙虚に生きろ』と求めた。
″大切なもの″を発見したら、最後まで守り抜くと同時に「いまの自分には何が欠けているのか」と言う自覚が必要だと説く。
これから日本を背負う若者達にはぜひ参考にしてほしい。
私もあやかりたい。