リバ剣の裏部屋2022

46歳で28年ぶりにリバ剣(当時二段)、現在錬士六段。目標は死ぬまでに八段受審^_^

審判講習会2012

相変わらず残暑が続く今日敬老感謝の日。

予定通り横須賀剣道連盟主催の審判講習会に参加した。

場所はいつもと違う南体育館。

集合時間の9時少し前に到着したが、すでに大勢の方が集まっている。

比較的連盟稽古には参加しているが、いつも見たこともない人が結構いる。

あらためて横須賀の剣道人口の厚さを感じた。

道場からは堀越先生、井上先生と私が参加。

指導は県連から佐藤先生、岡見先生が担当された。

午前中は30分程佐藤先生による講義があった後

津久井浜高校の剣道部員が試合を担当して審判技法を一つの会場で実施。

要所要所で笛が鳴り佐藤先生からチェックが入る。

3人一組で3試合づつ私は3組目。

場外から見ている時はどっということのない有効打突も

実際審判となると意外とスムーズにいかない。

所作や位置取りに気が取られ、選手の旗の色を見失ったり

有効打突を打っているのに居着いて反応できない事も結構ある。

その外野と実行者の乖離をなくすには、場数を踏むしかない。

7段の先生で審判経験も豊富にある先生方でも佐藤先生から

いろいろ指摘を受ける。審判技法はそれほど難しいものだということ。

だからこそ、このような場には積極的に参加し審判をする機会があれば

望んでやるべきだと思った。

私はまだ横須賀連盟審判にデビューするには段が足らないが

いまのうちにできるだけこのような講習会に参加して、いざ資格ができた時

万全の状態でいようと思う。

子供達の剣道人生がかかっている大会の審判は

やはりそれなりに重責だと思う。

午後は二会場にな分かれて試合と審判を交代で実施。

私は4試合目のまず試合から。

私は今日参加している最低段。試合だからといって臆するものはなにもない。

前日の連盟稽古の如く、自然体で臨んだ。

その結果か試合内容は自分の思い通り二本取れて終了。

ラストの堀越先生と貝塚先生の試合は非常に勉強になった。

貝塚先生の構えや剣風は昔から好きでいろいろ学ばせて頂いていた。

年齢からいっても堀越先生より若く、先に7段も取得されている。

しかし、試合内容は運動能力では勝っている貝塚先生を堀越先生は

気で乗り勝っていた。小手は取り消しになったが、面でもほしい一本があった。

やはり剣道は精神的要素が大きいものだと痛切に感じることができた立会だった。

審判技法講習が終わりラスト40分は地稽古を実施。

私は佐藤先生の6番目に並んだ。

稽古内容はあいもかわらない内容だったが、八段の先生の体力ではない気の剣道を体感できた。

次に岡見先生に並んだが、終わりの時間までに私の順番まできそうもなかったので

丁度、岡見先生との稽古を終えた加茂田先生にお願いして稽古は終了。

稽古量こそなかったが、勉強になる一日だった。

実際の審判デビューまであと2年あるが、その時までに基本をしっかり身に着け

いざ、ご指名があった暁には胸をはって引き受けようと思う。

次回は水曜日の道場稽古だ。

久々に子供達と剣を交えようと思う。