昨日の水曜ドラマ「曲げられない女」でのワンシーン。
9年間司法試験に落ちている気丈で不器用な主人公が、いろいろあって、大人になって初めてできた友達に対して生まれてからこれまで使った事がなかった言葉を伝える。
“助けて下さい”
人は一人じゃ生きられないことに気づき正直に向き合う。
ちょっと感動するシーンがあった。
世の中、何歳になっても嫌な事、ストレスになる事がある。そのストレスの元をストレッサーと言う。そしてストレスに対処する事をコーピングと言う。
コーピングには積極的コーピングと消極的コーピングがあって
積極的コーピングとは
一つはストレスの原因ストレッサーを自ら排除する事。
もう一つは自分で問題解決できない時は他人の支援を積極的に受ける事。と以前読んだワトソンワイアットのコンサルタント川上真史さんの本に書いてあった
曲げられない女、早希は生まれて初めてその積極的コーピング“助けて下さい”を使い、道が開けて行く。
むやみになんの努力もしないで直ぐに助けを求めるのは論外だが、行き詰まったら素直になる事も大切な事だ。
「人は一人じゃ生きられない。」
気丈に生きる程忘れてしまう事。
ちなみに消極的コーピングとは
忘れちゃう、諦めちゃう、なかった事にしちゃう、逃げちゃう。
所謂、やけ酒やカラオケで発散する事。
ストレッサーは解消されていないので、その場は良くても再び悩まされる。
それでも全部抱えてうつ病になるよりはましか