見取り稽古をしなければといいながら、体調と仕事で今月は道場に行けそうにない。
日曜日の審査は来年の下見を兼ねて、師匠達の応援に県立武道館に行く予定だ。
ちょうど今読み終えた本にこんな事が書かれていた。
「脳に悪い7つの習慣」
″ここぞ″というときにリラックスをしてはいけない
緊張感は身体の調子を上げる役割をもっている。気持ちが高まると、交感神経が刺激され、心臓や呼吸器が活発に働き、脳や手足に十分な酸素を送り込まれる。また、アドレナリンが放出され、肝臓のグリコーゲンの分解により運動エネルギーとなるブドウ糖が作られる。
″ここぞ″という時の緊張感は、脳が身体の機能を最大限に活かすためのもの。だそうだ。
なにがいけないかというと
緊張し過ぎてガチガチに硬くなること。
これは次のように説明されていた。
視床下部にある自律神経が気持ちの高まりの影響を受けることによって、血中のカテコラミン濃度が上がり、筋肉を硬くしてしまうから。だそうだ。
自律神経は自分の意思でコントロールできない。
ではどうする?
呼吸によって間接的にコントロールする。
息を吸うことは交感神経の働きを高め、息を長く吐けば副交感神経の働きを高める。過度の緊張とは、交感神経の働きが勝っている状態なのだから、ドキドキしたり震えきたら息をゆっくりと長く吐けば良い。
ながながと引用解説したけど、私なりに纏めると
☆審査前の適度の緊張は良いこと。
☆気の抜けたリラックスはむしろ悪い状態。
☆緊張し過ぎてるなと思ったら、息をゆっくりながーく吐き、心を臍下に静める。
緊張してるが上がってない状態
これが戦士の気構えです。
健闘を祈ります!
(桜ちゃんは無理しなくていいからね(^_-))