3月最初の日曜日。県立武道館には800名強の剣士が集まった。
開会式、君が代を斉唱。オリンピック気分。
私は第4会場の21試合目。
第三試合に我が道場の暴れ馬、K野さん。
見事に一本勝ち、続くK頭さんも二本勝ち、幸先いい。
あれよあれよと言う間に私の番に。
直前でお相手が変わった事を伝えられるが、
どなたでも同じ事。
一本目は詰まった間合から小手を先行。
しかし、その後がいけない。
打ち合いの中、中間から面を被せられてしまった。
その後は一進一退で時間切れ。
2分と言う短時間で勝つには
底力が無ければ無理だと悟る。
特に今回は打ち間迄の入りが弱かった。
もっと位攻めで竹刀をお相手の上におき
乗る気持ちに欠けていた。
間詰の力量はやはり日頃の稽古の成果がものを言う。雑な攻めでは習得出来ない。
今、これを書いているのは
お昼休憩、この後、七段戦をみて、今年から75歳未満の八段は3分3本勝負になった試合を観て帰る。
剣道祭が終わると日に日に春に近づく。