明日は義母の納骨で大熊町へ行く予定だった。
15日、喪主の長男から電話が入る。
息子が亡くなった..........
義兄は一度に母と子を亡くした。
息子。私には甥っ子になるが
彼は生まれつき重度の障害を持って一人では生きて行けなかった。
歩けない、片言しか話せない、片目しか見えない......
それ故、親戚一同、彼をいつも中心において
家族は一つになっていた。
田植えの時も、お盆休みの時も
稲刈りの時も、年末年始も....
長男夫婦には他に子供がいなかったので
震災後、次男が家を継承。
米農家の本家と言ったって、その田んぼへは二度と行けないのに、
家の継承なんか意味あるのか.....
長男夫婦と甥っ子は会津で避難生活を続けて来た。
先月の義母の葬儀にも車椅子を押され
昔と変わらない姿を私達に元気に見せていた。
私の下の娘の名前を繰り返し繰り返し口ずさんでいた。〇〇ちゃんは 〇〇ちゃんは....
先に逝った義母が不憫に思い連れて行ったのか。
明日の土曜日
先月も行った同じ葬祭場へ行く。
享年34歳
合掌