リバ剣の裏部屋2022

46歳で28年ぶりにリバ剣(当時二段)、現在錬士六段。目標は死ぬまでに八段受審^_^

立会い検証

一人目女性

初太刀

グッと右足で攻め相面 当たらず。

ニ合い目

下段に攻め小手に来たところをすり上げ面 当たらず。

三合い目

右足で攻めたら直ぐに打って来たので

慌てて相面 刺し面の様な打ち 当たらず。

四合い目

小手を狙ったが深すぎ 当たらず。

五合い目

右足で攻めようかとしたところに出て来たので竹刀でいなす。

六合い目

グッと攻めたが相手が打って来ない、さらに半歩攻めて溜めて裏から払う面

初めて当たる。まともに正面からぶつかったので下がって残心。

一人目とは有効打突はこの1本

二人目私と同じぐらいの体格の男性

初太刀

右足で誘った相面

私の方が先に部位近くを捉えているが当たらず。

二合い目

まだ気が熟する前に打ち込んで来たので左に捌こうとしたら、お相手の振りかぶりが大きくすっぽ抜け、バックリ面を食らう。

三合い目

会場左奥に行き過ぎたので一歩下がる。このあたりは我ながら落ち着いていた。 かな。

出てくるところを小手に行ったが、肩に力が入り過ぎていて打ち遅れ、切れが全くない。お相手は小手に来ていたらしいがなぜか崩れる。

四合い目

出鼻を面 タイミングは良かったが部位は捉えていない。

五合い目

このあたりで胴を狙おうと思ったところへ小手だか面だかに飛んで来たところを返し胴

やや部位は下目でかすかに捉える。

六合い目

飛び込み小手がバックリ当たる。

お相手も面に来たので出鼻小手のように決まる。

有効打突は

一人目1本

二人目2本

初太刀はいずれも外している。

にも関わらず、私が合格できたのは何故か。

審査員の方々は当たる当たらないでは無く。

1本を打つまでの作りを見ているのではないか。

右足の誘い、気攻め、下段攻め、拳攻め、

1本を打つ前に必ず何んらかの攻めを入れた。

それと当たらなくとも、全ての打ちの後は決まったかの如く、オーバー気味に残心を示した。また、背中をお相手に極力見せないようにし、切れた間は自分から詰めた。

このあたりを評価頂いたのだろう。

いずれにせよ、

立会いの最中はそんな事を頭で考えている暇無し。

ほとんど無意識の仕事だ。

いかに無意識に良い仕事をしてもらうか。

それは日頃の稽古次第なのだろう。