お盆も終り、子供達も夏休み後半戦。
人数は少ないが粒揃いの子供達が道場に集まる。
この日の道場は何故か空気が澱み
異常に蒸し暑い。
稽古内容もいつもと異なる。
スタートは子供もどうしの基本打ちから、応じ技の稽古が終わった後、指導稽古という事で大人が面付け。
ここからがリバ剣オヤジにとっては地獄と化す。
指導稽古は2分のインターバル。
下手の子供達は2.3人いるので、一回一回休めるが元立ちはひたすら続く。
ヘロヘロ寸前で指導稽古終了。
子供達はここから相掛かりが永遠と続く。
脱帽( ̄◇ ̄;)
その後、休憩を挟み、二部へ
でも、いつもの二部とは違う。
今度は3分インターバルの指導稽古がひたすら続く。
流石に途中から、館長の合図でスタートと出来ず、呼吸を整える。
イキのいい中学生相手の稽古はかなりしんどい。
いつもよりは早めの終了だったが
十分過ぎる内容だった。
子供達は、更に終了前
跳躍素振りを150本振っていた。
なんとかスクールと言うか
虎の穴と言うか
もうゲップが出るほど十分な暑中稽古だった。
帰り際、館長から
今日の稽古は元立ちの稽古だ。
高段者となって、出稽古にいった時
下から次々に来たら、断れない。
来る者は拒まず、常に相手になる。
まともに受けていたら、捌き切れない。凌いで凌いで、ここぞという機にだけ打てば良い。
また、打たせれば良い。打たせるとこは即ち機だ。
その様にして稽古するのが元立ち稽古。
今日はその練習をした。
成る程!
有難い事だ。
下からとは違ったヘロヘロ感を堪能した道場稽古だった。