リバ剣の裏部屋2022

46歳で28年ぶりにリバ剣(当時二段)、現在錬士六段。目標は死ぬまでに八段受審^_^

元立ち稽古

お盆も終り、子供達も夏休み後半戦。

人数は少ないが粒揃いの子供達が道場に集まる。

この日の道場は何故か空気が澱み

異常に蒸し暑い。

稽古内容もいつもと異なる。

スタートは子供もどうしの基本打ちから、応じ技の稽古が終わった後、指導稽古という事で大人が面付け。

ここからがリバ剣オヤジにとっては地獄と化す。

指導稽古は2分のインターバル。

下手の子供達は2.3人いるので、一回一回休めるが元立ちはひたすら続く。

ヘロヘロ寸前で指導稽古終了。

子供達はここから相掛かりが永遠と続く。

脱帽( ̄◇ ̄;)

その後、休憩を挟み、二部へ

でも、いつもの二部とは違う。

今度は3分インターバルの指導稽古がひたすら続く。

流石に途中から、館長の合図でスタートと出来ず、呼吸を整える。

イキのいい中学生相手の稽古はかなりしんどい。

いつもよりは早めの終了だったが

十分過ぎる内容だった。

子供達は、更に終了前

跳躍素振りを150本振っていた。

なんとかスクールと言うか

虎の穴と言うか

もうゲップが出るほど十分な暑中稽古だった。

帰り際、館長から

今日の稽古は元立ちの稽古だ。

高段者となって、出稽古にいった時

下から次々に来たら、断れない。

来る者は拒まず、常に相手になる。

まともに受けていたら、捌き切れない。凌いで凌いで、ここぞという機にだけ打てば良い。

また、打たせれば良い。打たせるとこは即ち機だ。

その様にして稽古するのが元立ち稽古。

今日はその練習をした。

成る程!

有難い事だ。

下からとは違ったヘロヘロ感を堪能した道場稽古だった。