素振りは最初の1本と100本目は全く同じように振れなければいけない。
それを意識して1本、1本正しく振らなければ決して強くならない!!
館長の激が飛ぶ。
素振りは基本中の基本。
素振りが正しく振れても面を着けての稽古で上手く打てないことはあるが
その逆は有り得ない。
無意識に正しく、いつでも、どこでも振れて初めて理想の面打ちの基礎が
出来上がる。
子ども達だけではなく、リバ剣おやじもしっかり頭に叩き込む。
さて、二部稽古
超、久々に館長とお会いした。
私は土曜日稽古できないし、館長が出られた水曜日に稽古に行けなかったりで
最後に稽古をつけていただいたのは3月だったか、、、、、
という事で先着5名の小中高校生と稽古して
申し訳ないが、その後は切らしてもらい。いざ 館長稽古へ
テーマは一点 "先掛け" に絞った。
いつも間をじりじり詰められ、気がつくと館長の打ち間。手が出せない状態に追い込まれる。
例えると お互いの中央にあった大きな風船を手元まで押し込まれて動けない状態。ここまで追い込まれてから打ちを出しても通用しない。
たまに当たっても館長には響かない。
この日は ハッ! と自分から触刃の間、交刃の間、一足一刀の間さらに打ち間への間詰めを意識。
でもかなり詰めて打っても見切られることしばしば。
あと半歩足らない。
これができない。
恐らくそれは物理的な半歩ではなく、気の問題だと思う。
館長の打ち気を誘い出せていればドンピシャの距離。
ところがこっちの攻め波長なんか、館長の手の中。
ここだと思って飛んでも、スーッと見切られる。
(これをやられるとどっと疲れる)
たまに、波長が合って、相打ちとなるが
こんどは打ちが右から回して打っている。
面は打たれていないが、中心を取られてしまって、こっちは斜め打ち。
これはその前段、小手を攻められていたことが無意識に残り。
打つ直前、その無意識が小手を守ってしまうから。
頭ではまっすぐ打っていても無意識が邪魔をする。
だから、最初に言った無意識に刷り込んだ1本目も100本目も
正しく打つ素振りが重要なんだ。
収穫は当たらなかったが
いつもは打ちだせない機に打ちを出せたのが1本あった。
それだけをイメージ記憶に焼き付けておこうと思う。
これも無意識が覚えていてくれる。(と 信じて)
いよいよ日曜日は四五段審査。
ラストアドバイスは
1.緊張しろ、でも上がるな。(深呼吸で叶います)
1.しっかり攻めて、しっかり打ちきる(自分を信じて下さい)
あとは
このブログの2009/5/23を読んで欲しい。
健闘を祈ります。
私は連盟稽古で汗を流します。