ビジネスブックマラソンという本を紹介しているメルマガがある。
まぐまぐでは超有名だから購読している方も多いだろう。
今日の紹介は『木と生きる、木を生かす』という本だった。
メルマガの作者土井英司氏はその本の次の部分に感銘を受けたと紹介する。
・・・ここから引用・・・
<ひとつの木からできるだけ多く作り出すこと。
それが、木という素材を最大限活かすことだと思う方もおるかもしれません。
確かに、そういう考え方も一理あります。ですが、私としては、
たとえ多くの「もの」となって、より多くの人の手に渡っていっても、
その木が生を全うするなかで培ってきた風格のようなものが「もの」のなかに表れておらんと、本当の意味での命を与えたことにはならんと思うのです>
・・・ここまで・・・・
私はこのラストの部分
>その木が生を全うするなかで培ってきた風格のようなものが「もの」のなかに表れておらんと・・・
という部分にリバ剣における気位の極意を見た。
確かにリバ剣は途中にブランクがあるため剣道という修行の場においては
年齢と比較して低段者。
しかし、その年齢になるまで、剣道以外の道で
まさしく生を全うしてきている。培ってきたものがある。
それをそのまま竹刀に乗せれば良い。
それがリバ剣の気位だ。それは決して虚勢ではない。
通じるか通じないかはお相手の位次第。