8月6日広島、8月9日長崎
そして終戦
この季節に相応しい一冊を読んだ。
志願か強制か
英霊か犬死にか
著者2人が思いを綴る。
私は右翼でも国粋主義者でもないが、今から60数年前に20代前後の若者が「愛する者を守るため他に手段はない」という現実をつきつけられ、志願という半ば強制の選択を迫られ散っていったと言う史実がある事は日本人として忘れてはいけないと思う。
マンガや映画のフィクションでは無く、この国で実際にあった事だ。
いろいろな解釈があるだろう。
ここで「特攻」に対する持論をながなが書き込みするつもりはないが、年に一度くらい
自分が当時の若者だったら
自分が当時の将校だったら
どう振る舞っただろうか
考える日があっても良いと思う。
「諸君だけは殺さぬ。我らも必ずあとに続く」と言って若者を死なせ、自分は生き恥をさらしているか
「予は常に諸子の先頭にあり」と壮絶な戦死をとげた栗林中将のように振る舞えるだろうか
著者2人はオペラ「特攻」の上演に取り組んでいると言う。
見てみたいと思う。