リバ剣の裏部屋2022

46歳で28年ぶりにリバ剣(当時二段)、現在錬士六段。目標は死ぬまでに八段受審^_^

人事担当者のつぶやき

シーズン到来

今日から新卒採用面接スタート

彼らにとっては青天の霹靂

売り手市場から一気に真っ逆さま

誰もこれは予測出来なかったろう。どの学生も真剣そのもの。

焦ってもどうにもならない。こんな時期だからこそ、孫子の兵法『敵を知り、己れを知らば、百戦危うからず』キャリア論でいう特性因子論による企業研究&自己認識が基本だ。

いつもそんな事を考えていたら頭がおかしくなるが、人生の節目節目では大切な事、彼らにとって就職とは最初の節目。

今ぐらいは真剣に頭が痛くなる位自分の事を考えることは重要な事だ。

ただ面接していて気になる事は会社選びの判断基準を聞くと『社風』と答える学生が多い事。それ自体は悪い事じゃないが、『何をもって社風を判断する?』

と聞くと

面接担当者やセミナーに参加した先輩社員で判断すると言う。致し方無い面もあるが、それは危険!

ネガティブ要因の判断基準にするのならいいが、人事は採用のプロだ。大概の人事は学生にとって気持ち良い対応をする。

セミナーに出てくる先輩社員だって普通はエースを器用する。

彼らを見て『この会社は素晴らしい』なんて判断したら痛い目に会う。

但し、面接官がやる気がなさそうな会社は止めといた方がいいだろう。

同じ社風を探るなら、自分の家の側の支店等へアポを入れ、対応に当たった社員の仕草や表情見たり、オフィスで働く他の社員の仕事ぶりを横目で見た方が絶対に正確だ。

そして、そのような行動をした事を面接の場で(謙虚に)語る。

人事は『おっ この学生、うちへの応募の意思 本気だな』と少しは思ってくれるはずだ。

♯本当に入社したい会社の情報は足で集めろ(鉄則)

インターネットでの情報だけでは人事の心を捉えた面接には絶対にならない。

心の中は(またはじまったとウンザリしてるはずだ)

それ以外にも色々あるが、兎に角他の学生と同じ事をやっていたら、この100年に一度の大恐慌、就職大氷河期時代の今年内定を勝ち取る事は難しいと胆に命じておく事だ。

この道18年の私が言っているのだから間違いない。

木曜日からの大阪採用が楽しみだ。